新しいパソコンを探している人に「買わなきゃ」と思わせるための,無条件支持(^_^;)。
アップル社の新iMacへの反応は様々だ。あるアナリストは,電気スタントを今までなんど倒したことがあるかと,失敗する原因にあげている。ある写真家は,CPUが1GHzの壁をこえなかったことにがっかりしている。価格は,他のウインテルパソコンと遜色ないようだが。
基調講演で,新しいiMac登場の前に,これまでのiMacのすべてのCMが続けて流れた。初代ボンダイブルーの3ステップでインターネット接続ができるというものや,5色のiMacがくるくると回転するもの,スノーやセージのイメージ重視のものなど。フレッシュな感じとエレガントさを強く感じさせ,今みてもハッと強く意識を惹きつけられた。そしてそのiMacは600万台を出荷し,幾多の問題に陥っていたアップルを救った。
そして,新型iMac。プロユーザー向けと遜色ない最速のCPUを積み,ディスプレイも十分な大きさ,今現在の極上の(そして今年スタンダードとなる)ドライブであるスーパードライブを持ち,オーディオを楽しむための良質のスピーカーも装備,なのに「凝縮の美学」を感じさせるほど設置スペースは小さい。それでいて価格は,同等のパワーマックより10万近く安くなっている。重し代わりとして本体内に電源が入っているので,電気スタンドのように倒れることはないそうだ。アップグレードさえ考えなければ,購入をためらう要素はなにもない。初代iMacがディスプレイ搭載パソコン最初の大ヒットとなったように,新iMacは,液晶ディスプレイ搭載パソコンの先駆けとなる。けれん味のない,新しいデザインとともに。
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